NTPD4.2.4
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ntpdの設定 時刻合わせ NTPサーバーの続き
FreeBSD7にはあらかじめNTPデーモンがインストールされているようで
インストール作業は特に発生しません。
設定ファイル/etc/ntp.confを作成し、ntpdの起動設定をするだけです。
設定ファイル
/etc/ntp.conf
はデフォルトでは準備されていないため作成する必要があります。
基準時刻を参照する上流のNTPサーバーを記述しますが、
基本的に加入しているプロバイダのNTPサーバーを選定します。
以下に記載されているNTPサーバーで、他社プロバイダのNTPサーバーは、
通常参照できません。
ここに記載されいるプロバイダ以外の方は、プロバイダのNTPサーバーを探してみて
ください。
なるべくネットワーク的に近い(pingが速い)ほうが正確に時刻あわせ
できますし、特定のNTPサーバーに負荷がかかると、
そのサーバーを使用している人の時刻あわせに時間がかかり
不正確になるようです。
自分が加入しているプロバイダのNTPサーバーの
コメント"#"マークを削除してください。
[/etc/ntp.conf]
# OCN NTPD stratum2
#server ntp-os01.ocn.ad.jp
#server ntp-tk02.ocn.ad.jp
#server ntp-tk01.ocn.ad.jp
# YahooBB NTPD stratum2
#server ntp.bbtec.net
# AU/DION NTPD stratum2
#server ntp02.dion.ne.jp
#server ntp03.dion.ne.jp
# ASAHI-NET NTPD stratum2
#server ntp.asahi-net.or.jp
# BIGLOBE NTPD stratum2
#server ntp02.tk.mesh.ad.jp
#server ntp03.tk.mesh.ad.jp
#上記いずれのサーバーも利用できなければ以下のサーバーを使用する
# mfeed NTPD stratum2
#server ntp1.jst.mfeed.ad.jp
#server ntp2.jst.mfeed.ad.jp
#server ntp3.jst.mfeed.ad.jp
# NICT NTPD stratum2
#server ntp.nict.jp
driftfile /etc/ntp/ntp.drift
次に/etc/rc.confを編集します。
ntpd_enable="yes"
を追加するだけで起動します。
[/etc/rc.conf]
ntpd_enable="yes"
#reboot
ntpサーバーの起動状態は、
#tail /var/log/messages
で確認できます。
時間があまりにもずれすぎていて起動できないときは、
#ntpdate ntp.tut.ac.jp
のようにして時刻あわせをします。
ntpサーバーの動作状態を見るには、"ntpq -p"を使います
#ntpq -p
remote refid st t when poll reach delay offset jitter
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sagi.cc.tut.ac. 133.243.238.163 2 u 11 128 377 19.262 7.040 0.370
*ntp-b2.nict.go. .NICT. 1 u 12 128 377 24.820 6.863 0.336
-ntp-os01.ocn.ad 202.234.233.105 3 u 129 128 377 8.871 5.300 5.038
+ntp-tk02.ocn.ad 202.234.233.105 3 u 9 128 377 18.363 7.163 0.295
-ntp-tk01.ocn.ad 203.139.161.118 3 u 15 128 377 18.344 7.415 1.005
+orion.asahi-net 202.224.53.11 2 u 16 128 377 17.181 5.776 0.512
このように表示されれば動作しています。
時刻を提供できるようになるまで、10分ぐらいかかります。
Apache2.2+PHP5+MySQLのインストールへ続く
.
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