2010年4月9日金曜日

cvsup,portupgradeの方法

FreeBSD6,FreeBSD7,FreeBSD8

■準備
サーバーなのでX環境(ウィンドウ環境)は不要です。
今後Xな環境をビルドしないために次の行を追加します。
[/etc/make.conf]
WITHOUT_X11=yes

# cd /usr/ports/net/cvsup-without-gui   Xを使っていないとき
# make install clean

cvsupがこれでインストールされます。
次にports-supfileを編集します。

#cd /usr/share/examples/cvsup
#cp ports-supfile /etc
#cd /etc
#chmod 644 ports-supfile

[ports-supfile]
*default host=CHANGE_THIS.FreeBSD.org

*default host=cvsup.jp.FreeBSD.org
に変更します

次にportsツリーを更新します。

# cvsup -g -L 2 /etc/ports-supfile

次にportupgradeをインストールします。

portsツリーをアップデートしたら、続いて portsupgrade をインストールします。以下のようにして、ports からインストールします。

# cd /usr/ports/ports-mgmt/portupgrade
# make config-recursive
# make install clean

#reboot

portupgrade というコマンドのほか、portsのメンテナンスに必要なコマンドがいくつかインストールされます。さっそくそのうちの一つである portsdb コマンドを使って、先ほど更新した ports ツリーのインデックスを更新しておきましょう。

# portsdb -uU

更新にはしばらく時間がかかります。

packageデータベース依存関係の修復

# pkgdb -aF

インストール済みパッケージの一括アップグレード
各アプリケーションの設定ファイルなどで整合性が取れなくなることが
考えられるので、復元できるように設定ファイルなどをバックアップしておいた
方が良いです。

# portupgrade -a -R

portsのインストール時に残った作業ファイルなどを消すにはportcleanを使います

# portclean -CD


これをスクリプトとして保存しておくと便利です。

たとえば
[pupg.sh]
#/bin/sh

portsdb -uU
pkgdb -aF
portupgrade -a -R
portclean -CD


実行権限をつけて

#chmod 755 pupg.sh

実行するには

#./pupg.sh

とします
crontab を使って深夜に自動実行させてもいいですよね。


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